ワット プートックとは、メコン川の浸食と自然の風化で形成された砂岩の山です。形状はテーブル状の台地となっており、ここに先史の僧侶たちが修行・瞑想の地として寺院(ワット)を建立しました。寺院の正式な名称として、ワット チェーティヤーキーリーウィハーンという長い名前があるようですが、山の名前がプートックなので、それにタイ語の寺院ワットを加えて、ワット プートック (プートック寺院) として知られています。
岩山全体がお寺となっており、山頂への階段は7つの階層に分かれ、木製の橋や階段を登って、頂上を目指していきます。4階層目では浮橋を渡ったり、5階層目には修道院の回廊があったり、途中で休憩する場所がいくつかあります。6~7階階層目では、400メートルの木造の橋を渡り、険しい崖を登っていくのは、スリルが味わえるかもしれません。
* チェンカーンに雲海が見れるプートック山がありますが、それとは全く別物です。ちなみにタイ文字でもプートック(ภูทอก)と同一語で、ややこしいですがお間違えなく。
ワット プートック へは、ブンカーン市内から南東へ車で1時間程度