◆ デリー & アグラ & ジャイプール の見どころ ◆

【 デリー 】< 世界遺産 >フマユーン廟
広大な庭園に囲まれた赤砂岩と大理石のコントラストが美しい、ムガール帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟は、王妃の指示により約9年の歳月をかけて建設され1565年に完成した。インドにおけるイスラーム建築の精華のひとつと評され、の建築スタイルは、ちょっと小さいタージ・マハルのモデルとも言われています。
【 デリー 】< 世界遺産 >クトゥブ・ミナールと複合建築群
インド最古のイスラム遺跡群。インドで最も高い塔72.5mのミナレットのほか、ヒンドゥー教の寺院を破壊して作られた、イスラム寺院跡も見逃せません。また大変地味に人気の「錆びない鉄柱」があります。4世紀に建てられ野ざらしにされてる純度99%の鉄の柱は今でも錆びていません。この技術は建設当時に何故行えたのか解明されずにいます。
【 アグラ 】< 世界遺産 >タージ・マハル
イスラム建築の至宝
インドを支配していたムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の王妃ムムターズ・マハルの死を悼み膨大な大理石を使い1631年から17年以上をかけて建てた霊廟。建物の前の約300mの池に映る姿もタージ・マハルの魅力の1つ。国の財政が傾くほど莫大な費用で建てられ、ムガール建築の集大成とも言われています。
【 アグラ 】< 世界遺産 >アグラ城
ムガール帝国全盛期1565年から建てられ、歴代皇帝の居城となった繁栄を象徴する建築物。第3代皇帝アクバルがデリーから遷都し築いたアグラ城は、この地方で産出する赤砂岩を用いて造られているため「赤い城」と呼ばれています。東側には散財ぶりを見かねた息子によって幽閉されたシャージャハーンが、妻の墓であるタージマハルを眺めながら7年間過ごした塔など、見所がたくさんあります。
【 ジャイプール 】風の宮殿
風の宮殿は1799年にジャイプール5代当主プラタプ・スィンにより建てられたジャイプールのシンボル的な建物です。正面から見ると幅広く、大きく感じられますが、厚みのない屏風のような建物となっています。
たくさんの窓と美しい透かしを施してテラスの風の吹き抜けが良いことから「風の宮殿」と名づけられています。