124年の歴史を誇るタイ国鉄は、 2021年3月26日、「タイ国鉄開通記念日」を祝う特別運行として バンコクのフアランポーン駅からアユタヤまでの歴史的なルートに 蒸気機関車(SL)を走行させました!
また始発駅であるバンコク駅(フアランポーン)は、 これまでバンコクの中央駅として長く愛されてきましたが、 2021年11月、新路線の開業に伴い新たに「バンスー中央駅」への 機能移設が予定されており、それ以降はバンコク駅からの 列車発着が廃止されると報道されています。
動画では、そんな貴重な フアランポーン駅と蒸気機関車を見学した様子、 そして進行方向に位置する「チットラッダー王室駅」より 走り迫る蒸気機関車の勇姿をとらえたシーンをお届けします!
蒸気機関車は戦前~戦中に日本からタイへ輸出された車両で、 現在も稼動するSLとしてはきわめて珍しく、 当日は824号機+850号機(日本のC57形と同型機)の連結で牽引しました。 また客車も、1960年代に日本から輸出された ナハ10型という車両です。
日本となにかとゆかりのあるタイ国鉄、 国を超えたロマンを感じながら 歴史や風情の一端を動画でお楽しみください ※タイ国鉄より正式に許可をいただいて撮影しています。
2021年3月26日時点の情報です
列車番号 901/902 バンコク駅 0810発 アユタヤ駅 1015着 往復運賃 290バーツ